島村ジョー

〜 MONACO 2009 〜

F1に興味はなくとも「モナコGP」の名はゼロナイファンならなじみがあるハズ(笑)。
レースウィークにはモナコ大公主催のパーティーが開かれ、
ドライバーやチーム関係者のみならず世界中のセレブリティが集まります。
5月はすぐお隣でカンヌ映画祭もあるので、パドックには有名人がいっぱい。
モナコGPはその華やかさにおいて、他のグランプリを圧倒しているのではないでしょうか^-^

そんな華やかさの裏で、モンテカルロの市街地を走るコースは難易度の高いもの。
コース幅が狭くてコーナーも多く、そのほとんどがカーブの出口が見えない”ブラインドコーナー”。
ドライバーは壁に激突するかのような恐怖と戦い、ギリギリまでブレーキングポイントを抑えて高速でコーナーに飛び込みます。
高いドライビング技術と集中力が要求されるモナコでの1勝は
その伝統とコース攻略の難しさから他のグランプリ3勝分の価値があるとも言われ、
ここを数度制したドライバーは『モナコ・マイスター』の称号が与えられるほど特別なステータスがあります。

モナコの表彰台はドライバーなら誰もが目指すもの。
ジョーもコートダジュールをわたる風に吹かれながら、
夢の舞台に臨む高揚感を感じているのかもしれません。


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